まあ、どんなクルマでも長く使っているとどこかおかしくなるけど、これには参ったな。
かなり前から、ギアがバックにすぐに入らない問題があった。いつもというわけじゃないのだが、ある特殊な状況下で発生するらしい。やり直せばギアは入るので気にはしていなかったが、やがてシフトインジケーターが点滅を始めた。
この点滅も放っておけば直ったりなんかするが、やはり気になるのでディーラーに持って行ってテスターで見てもらうと、コンピューターにゴミが入っているという。ソフトの書き換えをして貰うと直った。本格的に直すとなるとトランスミッション内部に組み込まれているコンピュータ基板部品の交換が必要で、かなり大がかりになるというので、アホらしいのでそのままにしておった。
ところが最近頻繁にインジケーターが点滅を始めるようになった。走行中にギアが「Sモード」に勝手に入ったりなんかする。基本的なことなので放っては置けず、今日持っていってきっちり修理して貰うことにした。CVTコントロールユニットの交換で、なんと工賃込み21万円!!!
トランスミッションの内側に組み込まれているコンピューター基盤なので、オイルを抜いてトランスミッションケースのその部分(CVTコントロールユニット)を全部交換する必要があるらしい。あらら。
昔のローテク自動車だったらこんなことは必要なかっただろうに、技術の進歩とやらはアホらしい限り。
蛇足:ディーラーの所在地はお金持ちが住むという東京郊外のさる人気住宅地(新宿なぞ貧民の住むところにはない)。代車がなかったので暑い中を駅まで歩いて電車で帰ってきたが、道路は電柱と電線だらけだし、豪邸と見れば近郊農家の地主のお家ばかり。これじゃまるで士農工商の世界。戦後われわれはこう人たちをカネ持ちにするためだけに働いてきたのだな〜とちょっと憂鬱になる。やっぱりおいらは、混沌とした悪場所だらけだけど、デモクラティックな新宿が落ち着くな。
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